寝言 『春一番がもうすぐ吹くだろう』
先日まで例年にないほどの積雪を観測し、周囲を海に囲まれているここお台場にも雪の結晶は姿を見せていたと言うのに。
「あれ目が覚めたのですか、ミミさん」
椅子を転回させてミミに向き直る光子郎を、彼女はまだ夢心地といった表情で見上げている。
さらりと大胆なことを言うミミちゃん。 それに、的外れ(?)な突っ込みをいれる光子郎君。 本当は漫画にしたかったんだけれども、断念。 Feb 10 2006 息吹・拝
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