ワタシノキモチ1 『今頃何をしているんだろう』
『ちゃんとご飯食べてるかしら?』
『また危ないことに首突っ込んで怪我でもしてなきゃいいけど』
『機械鎧のメンテナンスは大丈夫かしら?そろそろ点検しておかないと、体にかかる負担がまた大きくなっちゃう』
『偶には、私のこと思い出してくれるのかな?』
気が付くと、そんな事ばかりを考えている。
穏やかな日差しが差し込んだ日なんかは、あいつもどこかで同じお日様を浴びているんじゃないかって思うと、それだけで傍に居られるような、そんな気さえしてしまう。
あいつにも、こんな柔らかな風が撫ぜていってくれるといいな。
私の気持ちも連れて。 これだけでもSSSとして通じそうだけれども、一応序章です。
|