最初の満月の晩に(おまけ) 「はぁ、メシぃ?」 黒のタンクトップを捲り上げ、お腹をボリボリ掻きながら、ボサボサの髪などお構い無しに、ベッドの上で上半身を起こしただけのエドワードはかったるそうに、傍らのアルフォンスを一瞥した。 「そうだよ兄さん!最近全然食事してないじゃないか!」 アルフォンスは、エドワードが起きた早々に、詰め寄ると、三食きちんと摂る様に訴えたが、寝起きのエドワードに言ったところでこの様だった。 「別に…」 「僕に気を使ってるなら、そんな必要ないんだからね!そもそも兄さんとは作りが…」 「アル、それは違う。単に忘れてただけだよ」 そこまで言って二の句が継げなくなったアルフォンスに代わって、エドワード何かを追いやるように笑って言った。 「そいじゃ、飯でも食ってくっかな」 エドワードはベッドから軽快に降り立つと、一つ大きな欠伸をして「アルが煩いからな」と、悪戯っぽくアルフォンスに笑い掛けた。 「ほ、ほら、髪がボサボサだよ。それに服だって。あぁもう兄さんはだらしがないんだから〜」 困ったように笑いながら、アルフォンスは兄の世話を焼こうとする。 「ええい、煩い」 エドワードも、アルフォンスの口調に合わせておどける様にアルフォンスの手から逃れようとする。
シリアスに徹せなくてゴメンナサイ(ノx・、) ネタがネタだけにとことん暗くなっちゃうような気がして。 これから始まる、アルの世話焼きストーリー(埋) お後がよろしいようで(よろしくないから;;) しかも短い…。 タイトルには意味はありません。 思いつかなかったから適当に打ったのをそのまま使用…
タイトル変更しました。
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