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世界
穏やかに過ぎていく毎日。
こんな田舎には、とりわけ大きな事件もなく、
小鳥の囀りと共に、静かに廻っている。
二人が居なくても、それでも世界が廻る。
初めはそれに、躊躇いがあった。
私にとって二人は世界であり、中心であった。
二人が居て、二人が居るから世界はあったのに、
二人が居なくなった今でも、それでも世界はお構い無しに廻っていく。
私を置き去りにして。
小鳥の囀りは、私には悪魔の唄にしか聞こえない。
あの頃と何も変わらない唄を奏でているのに、
隣に居るはずの二人は、ここには居ない。
***
小説の書き出しとして、私は大抵詩を書きます。
前の作品のときからの名残で、未だにその癖は抜けません。
多分是が私のパターンなんだと思う。
こうすると、内容を絞っていけるし、
まだネタが練りあがってなかった時は、
ここで、大体決まってくるから。
そん時に書いたのがこの詩。
是単独でいけそうだったので、試しにアップしてみました。
短いからレイアウトを少し変えてみたんだけど、
嫌に見難くなっただけだった・・・(汗)
19.Oct.2004 MumuIbuki
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